燻る(くすぶ_る)

先日大会に出場した友人がグループLINEにて

 

「会場が暑くてみんな燻られてました。」

 

と言っていました。

 

私はこういった微妙な日本語を聞くとモヤっとする性質で、

もちろんそれを相手には伝えませんが本来ならどう伝えるべきなんだろうな

とか考えたりするとこがたまにあります。

 

今回のケースであれば、字面から考えるに恐らく

「燻されているようだった」

といえば違和感がなかったのではないかと結論付けました。

 

はい、これで終了。

 

とはならず、そういえばこの「燻」という漢字は、他にどんな使い方を

されているんだろうと疑問に感じたため少し調べたところ、

燻す(いぶ_す)の他に燻る(くすぶ_る)という使い方がありました。

 

同時に意味を見てみると

 

  1. 物がよく燃えないで、煙ばかりを出す。

  1. 煙のすすで黒くなる。すすける。

  1.  争い事などが表に現れずに、また、完全解決しないままで続いている。

  1.  閉じこもって陰気に過ごす。

  1.  地位状態などが、その段階にとどまったまま低迷している。

  1.  身なりやようすが小汚くすすけている。

 

 

・・・私のことかな?^^;

 

 

 

この解説を見る前の私の「燻る」のイメージは

火や炭が燃えあがる前の勢いを隠しているような、

「今はおとなしくしてるけど今に見とけよ!」

というようなものだったのですが

この言葉は本来そんなポジティブな意味ではなかったようです。

 

とくに3、5なんかはまさに今の私です。

 

思いがけず自分を表す言葉を見つけてしまった、

そしてまた落ち込んでしまった1日でした。

 

それでは。

 

 

ガイ